各医療保険者は、従来から被保険者等の健康保持増進のため健康教育、健康相談、健康診査等の保健事業を実施してきたところですが、高齢化の進行や疾病構造の変化に伴い年々増加する医療給付状況の中、健康づくり、疾病予防をさらに推進することが求められています。
推進にあたっては、医療費の大きな割合を占める生活習慣病の予防に重点を置き、医療保険者が共同して効果的な事業を実施していく必要があります。
このような状況を踏まえ、厚生労働省から示された「保健事業の実施等に関する指針」を基に、山梨県内の医療保険者が、保険運営の安定化および被保険者等の生涯にわたる健康の保持増進と保健事業の円滑な運営を図るため、連携・協力し、地域の特性に応じた生活習慣病対策をはじめとした保健事業を効率的かつ効果的に実施することを目的として、各医療保険者の代表が集結し、平成17年7月に「山梨県保険者協議会」を設置しました。