理事長ごあいさつ
皆様方におかれましては、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
令和3年4月1日付けをもちまして、山梨県国民健康保険団体連合会の理事長に就任いたしました韮崎市長の内藤久夫でございます。
日頃から皆様方には、国民健康保険事業の健全な運営にご尽力をいただき、深く敬意を表しますとともに、本会の事業運営につきましても格別のご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。
さて、国民健康保険は、急速な少子高齢化や医療の高度化に伴う医療費の増加に加え、被用者保険に比べ国民健康保険は高齢者や低所得者の加入が多く、保険料(税)の負担割合が高いといった構造的な問題などの要因により、財政運営は厳しい状況であり、今後もこのような状況が続くことが見込まれております。
また、令和3年9月にデジタル庁が発足され、医療分野のデジタル化においては、地方公共団体情報システムの標準化に向けた準備が進められるとともに、国保の業務支援システムについても機能改善が図られることとされるなど、本会を取り巻く環境は大きく変化しております。
こうした状況の中で、本会は、その動向を的確に捉え、保険者の共同体としてその役割を十分に発揮し、効果的かつ安定的な事業運営を進めて参る所存でありますので、更なるご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、就任のご挨拶とさせていただきます。
常務理事ごあいさつ
皆様方におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
このたび、令和3年6月1日付をもちまして、山梨県国民健康保険団体連合会の常務理事に就任いたしました小島 徹でございます。
本会の事業運営につきましては、日頃より多大なるご理解、ご協力をいただいておりますことに厚く御礼申し上げます。
さて、国民健康保険制度は、地域に欠かせない国民皆保険制度として地域住民の誰もが安心して受けられる医療の提供と健康の保持増進のため、また、人生100年時代の到来を見据え、高齢者をはじめ現役世代まで広く支えられる持続可能な制度とすべく国保制度改革等が急速に進められております。
こうした中で、令和元年6月に閣議決定された「規制改革実施計画」では、審査支払機関改革として、国保側と社会保険側の審査支払機能の効果的な在り方について、審査支払システムの整合的かつ効率的な運用の具体的な方針等を明らかにして公表することとされ、令和3年3月末に国から「審査支払機能に関する改革工程表」が示されたところです。
本会は、この工程表に基づき、より効果的な審査業務の推進と審査支払システムの構築に努めて参ります。また、国が進める医療保険制度全般の急速なデジタル化への対応につきましては、国保中央会、保険者の皆様及び関係団体と十分に連携を図りながら、本会の基本理念でもある診療報酬の審査支払業務をはじめ、県民の健康医療の向上及び福祉の増進などの公的役割をしっかりと果たせるよう職員一丸となって取り組んで参ります。
保険者をはじめ、関係者の皆様方におかれましては、これまでと変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげまして、就任のご挨拶とさせていただきます。