やまなしの国保
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 本会審査室において、標記委員会を開催した。はじめに村松照美委員長は「保険者が策定しているデータヘルス計画は、国保対象者の成人期の生活習慣病など一部の住民のことだけではない。市町村においては、地域に生活している住民のデータがかなりはっきりわかる。いずれこのデータが乳幼児期から高齢期、介護においての保健事業に十分生かされているかということがビッグデータとして分析されて評価指標になってくる」とし、「本委員会として細やかに保険者を支援していきたい」と挨拶した。 第1部では、峡東保健福祉事務所 日原英子課長と中北保健福祉事務所望月まり保健師をオブザーバーに迎え、国保ヘルスアップ事業を活用している笛吹市と中央市の個別保健事業計画に対し本委員会より助言、評価を行った。宮澤さかえ副委員長は「未受診者対策とは未受診者をどうするのかいうことだけではなく、自分の健康は自分で守る、そのためには自分で自分の健康状態を確認することが必要というところへのアプローチが必要」と述べた。「住民が自分の健康を考える時に、私は国保だからとか、社保だからと考えているわけではない。住民の立場に立ってみると行政は1つ」とし、「市を上げて取り組まなければ効果が上がらない。その一歩を踏み出すと言うとすごく当たり前のことや簡単なことに思えるが、従来ずっと行政の組織は縦割りで来ている。今ここへ来て横の連携をスムーズにというのは現実的に難しい。データヘルス計画でデータだけでものを言ってきたところを反省し、市町村の抱える課題に本当に近づき一緒に考えて、一緒に一歩踏み出すという支援が今から本当に必要になってくる」との考えを示した。 第2部では、連合会が6月から8月にかけて22保険者に訪問した状況について本会の小泉保健師が報告した。事業展開をする上で困っていることやその要因について聞き取りを行った結果、保険者からは「PDCAサイクルで事業が実施できていない」「庁内連携がうまくとれていない」などの課題が寄せられた。これらの声を受けこの日、今後の保険者支援の方向性について協議した。 続いて、本会の野中保健師より高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施における本委員会の関わり方について説明をした。 本会は、甲府市・小瀬スポーツ公園で開催された標記大会の健康・福祉フェア「健やか山梨21★国保いきいき広場」にスタッフとして参加した。 この大会は、誰もが健康でいきいきとした生活が送れるようスポーツ、趣味等を通じた仲間づくりと老後の暮らしを支える様々な情報を得るために例年開催されている。「健やか山梨21★国保いきいき広場」は、健康づくりの普及・啓発を推進するため、健やか山梨21推進会議を中心に県健康増進課、本会及び関係団体が協力し出展した。 当広場への来場者は231人。健康測定コーナーでは体内脂肪・骨密度・血管年齢などの測定やフレイルチェック、理学療法士による体力測定を行った。フレイルチェックでは、自分の手で作った輪でふくらはぎを囲む「指輪っかテスト」を実施した。このテストでは簡単に筋肉の衰えをチェックすることができる。健康な状態と要介護状態の中間地点である「フレイル」の兆候を見逃さないことは、結果的に介護予防に繋がる。 健康相談コーナーで来場者は、測定結果を医師・歯科医師・保健師・栄養士らに相談し、真剣にアドバイスを聞いていた。 また、健康ウォーキング・相談コーナーでは運動指導士に運動相談をしたり、ポールを使った健康ウォーキング教室に参加したりしていた。 「毎年測定をしに来ています」という来場者もいるなど、健康に対する関心の高さが伺えた。保険者を支援していくために912第2回 保健事業支援・評価委員会-健やか山梨21★国保いきいき広場-9月28日(土)▲開場の挨拶をする 下川和夫課長 (健康増進課)今年も実施しました!!▲閉場の挨拶をする 石原紀仁事務局次長News23連合会ニュース

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