やまなしの国保
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 今回は、県内27市町村の国民健康保険特別会計(事業勘定)の令和元年度当初予算を取りまとめましたので、業務の参考にしてください。(1)被保険者数(国保組合を除く。) 平成31年3月末の被保険者数は、全体では196,318人で、内訳は一般被保険者195,896人(うち前期高齢者83,656人)、退職被保険者等422人です。 平成30年3月末と比較して、被保険者の総数で8,959人の減少、うち一般被保険者が7,316人減少し、退職被保険者等が1,643人減少しました。(2)予算規模 令和元年度の各市町村の当初予算額の合計は、924億8,393万円となり、前年度の934億2,414万円と比較して9億4,021万円、1.0%減少しています。(1)保険料(税) 予算額は、201億4,030万円で、前年度と比較して4億3,724万円、2.1%の減少となっています。 これを1人当たりの額で比較すると、令和元年度は102,590円、平成30年度の100,242円から2,348円、2.3%の増加となっています。 なお、県内市町村の平成29年度の保険料(税)収納率は94.44%で、前年度を0.63ポイント上回り、全国平均の92.45%を上回る結果となりました。保険料(税)収入の確保は健全経営の基本ですので、引き続き収納率の確保、向上に積極的に取り組んでいただきたいと思います。(2)国庫支出金 災害時臨時特例補助金のみが、国庫補助金として計上されています。(3)県支出金 県から保険給付費等交付金として交付する普通交付金と特別交付金及びその他の補助金で構成されています。 普通交付金は、保険給付費に要する費用、特別交付金は、市町村分の保険者努力支援交付金や特別調整交付金、県の特別交付金、特定健康診査等負担金が計上されています。 県支出金の総額は637億4,467万円となっており、前年度の646億2,784万円に比べ8億8,317万円、1.4%の減少となっています。(4)繰入金 82億3,590万円で、前年度の78億4,830万円と比べ3億8,760万円、4.9%の増加となっています。①一般会計繰入金●保険基盤安定繰入金は、48億8,338万円で、前年度から4,517万円、0.9%の減少となっています。●職員給与費等繰入金は、14億5,448万円で、前年度から6,828万円、4.5%の減少となっています。●出産育児一時金等繰入金は、2億3,436万円で、前年度から2,156万円、8.4%の減少となっています。●財政安定化支援事業繰入金は、3億4,581万円で、前年度から991万円、3.0%の増加となっています。●その他の繰入金は4億1,296万円で、前年度から3,344万円、7.5%の減少となっています。②財政調整基金繰入金●9億488万円で、前年度の3億5,873万円と比べ5億4,615万円、152.2%の増加となっています。(1)保険給付費 基本的に、県から交付される普通交付金を充てています。 総額は628億2,019万円で、前年度の640億4,519万円に比べ12億2,500万円、1.9%の減少となっています。 歳出に占める割合は67.9%で、全体に占める割合は前年度より1.9ポイント下回りましたが、歳出科目の核心部分となっています。(2)国民健康保険事業費納付金 市町村から県に納付される納付金で、医療分、後期高齢者支援金等分、介護納付金分に区分し計上されています。 265億8,084万円で、歳出に占める割合は28.7%であり、前述の保険給付費と併せると、この2つで歳出の大部分を占めることになります。国保指導担当 技師 朝日  基(あさひ もとい)市町村国民健康保険特別会計の当初予算の概要令和元年度2.歳入3.歳出1.保険者規模はじめに県国保援護課通信山梨県の国保情報11

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