やまなしの国保 7月号
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大阪生まれ。美術大学卒。15年間外資系商社のキャリアを積み僧の道へ。頭部の動脈乖離を起こし奇跡的に生還。現在、年間250本の講演会を行う。独自の鑑定法で行う指導は延べ4万人を超え、更生教育を担当し受刑者にも発信している。物事を逆の視点(仏法視点)で捉えるカリキュラム、一般社団法人・逆視道協会を2017年に発表。海外からも受講生が集まっている。仏法を表現した書は多くの支持を得、光静ミュージアムが設立される予定。他、瞑想教室、書画教室、ラジオ「光静の仏ブツいこか」パーソナリティ母親になるにはとうてい相応しくない人間だったとわかりました」サイテーな女でしたよね~、とキャッキャッと可愛く笑う。(こんなに綺麗な子だったっけ?)と眺めました。透き通るような表情。よく彼女はこんなことを言うようになっていました。「もし、また妊娠ができたら・・・」流産以降、夫婦に溝ができ、セックスレスになってしまったことも彼女は受け入れて、すべてを自然な流れに任せていました。「もし、また妊娠ができたら自分の心がどう感じて、その時どんな言葉が内から沸き上がってくるのか、とても楽しみなんです。そして毎日太陽に向かって、ちゃんと準備はできています、とお伝えしているんです」と。その言葉に、焦りや取引きはありませんでした。そして先月の勉強会でのこと。「先生、病院にいってきました!」私の自宅に集まった50人ほどの仲間が耳を傾けます。検査結果はご懐妊!彼女は自分の心を慎重に見て、心の内から溢れでた言葉をキャッチ。それは=お預かりします=だったと。会場は拍手喝采。もう預けても大丈夫だ、と大宇宙から指名されたのですね。仏教では命を「もらった」ではなく「お預かり」と認識します。もらいものとは訳が違い、預かりものは、預かったときと同じ状態でお返しするのが当然。大切に大切に扱える準備ができたとき、ご指名をいただくのかもしれません。私たち自身も同じ。俺の命、私の命、ではなく「あなた」という形であなたが命を預かっているのです。その口に愚痴を言わせたり、悲しい経験をさせては叱られます。あなたはあなたに幸せを与えてあげる責任があるのです。そろそろ返してね、といつ言われても後悔がない「お蔭様」の毎日を過ごしていきたいものです。プロフィール:命の涙2011.2.248

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