やまなしの国保 7月号
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油断大敵!油断大敵!健康生活元気に保 健 師アドバイス国保連合会 保健事業課 保健師こんな生活が冷えを招いています・・・ 食欲不振、胃腸炎や膀胱炎、倦怠感、不眠など夏場にみられる様々な不調。一見、夏バテのようですが実際は「冷え性」からきているかもしれません。 冷え性というと寒い時期をイメージしますが、実は夏の冷え性で体調を崩す人は多く、油断は大敵です。また、熱を作りだす筋肉が男性より少ない女性に多いといわれていますが、現代は運動不足や加齢が原因で筋肉量が減り、男性にも多くみられています。 夏の冷え性の特徴は「内臓の冷え」です。胃腸や膀胱が冷えて胃腸炎や膀胱炎、女性は卵巣や子宮が冷えて生理不順、さらに自律神経の働きも乱れて、倦怠感や不眠、食欲不振などを引き起こします。手足の先は温かくても内臓は冷えていることがあります。気づきにくく放置してしまいがちですが、重症化する恐れもあるので注意しましょう。 暑いからといって水分を摂り過ぎると、排出できなかった余分な水が体に残ってしまい、体を冷やしてしまいます。また、水分ばかりで食事を摂らないとエネルギー不足になり、熱を作りだせず体が冷えてしまいます。成人に必要な水分量は約1.2~1.5リットルと言われています。1回にコップ1杯程度(約200ml)を6~8回に分けてこまめに飲みましょう。こまめに飲むことで熱中症予防にもなります。夏の冷え性1. 水分の過剰摂取 体が冷えると血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。血流が滞ると体に必要な栄養分や酸素が届きにくくなるばかりか、不要な老廃物も回収されにくく代謝が悪くなり、肥満やむくみ、便秘、肌荒れ等にもつながります。また、冷たいものの摂り過ぎは胃腸を冷やし消化吸収を妨げます。冷房の効いた室内では何か羽織って体を冷やさないようにしたり、家ではシャワーを浴びるだけでなく、ぬるめのお湯につかり体の芯から温まりましょう。2. 冷房の過剰な利用、冷たいものの摂取 冷え性を根本的に改善する方法は筋肉づくりと言われるほど、熱を作りだす筋肉は大切です。筋肉量が多いとたくさんの熱が作れるため体が冷えにくくなります。筋肉の70%は下半身に集中しているので、太ももなど意識して鍛えると効果的です。ストレッチやウォーキングなど適度な運動も筋肉の衰えを防ぐことができ冷えの解消につながります。3. 運動不足注意してほしいこと… 手足や内臓の冷えを感じているなら積極的に温かい食べ物や服装を取り入れるべきですが、体に熱がこもっているのを感じたり、ほてりがあるような時は冷えを心配するより熱中症の対策をとってください。まずは、自分の体調を見極め、体調に合わせて調整することが大切です。23

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