やまなしの国保 2018年1月号
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profileプロフィール学歴職歴 昭和45年 3月 北海道大学医学部卒業 昭和45年 4月 医師国家試験合格 医籍登録       同 年 北海道大学第1外科 昭和50年 3月 国立療養所道北病院外科 昭和57年 4月 組合立飯富病院 平成 5年 4月 組合立飯富病院院長 平成22年 4月 組合立飯富病院名誉院長 平成23年 4月 峡南在宅医療支援センター長 平成25年 4月 公益財団法人 山梨県健康管理事業団        診療所所長        健診部長 平成27年 4月 長田在宅クリニック名誉院長公  職 ● 山梨県生活習慣病検診管理指導協議会 肺癌乳癌部会長 ● 山梨県感染症審査会委員所属学会 ● 日本CT検診学会 ● 日本禁煙学会38vol.身延町早川町組合立 飯富病院山梨県南巨摩郡身延町飯富1628TEL:0556-42-2322(代) FAX:0556-42-3481身延町早川町組合立飯富病院長田在宅クリニック(おさだ ただよし)随想 私が現在も務めている、山梨県健康管理事業団は日本対がん協会、結核予防会の山梨県支部を兼ねる公益財団法人です。私が初めてこの団体に関与したのは、飯富病院に勤め始めた時ですから、もう40年以上前のことです。結核検診で使った胸部の間接レ線写真の再読影による肺がん検診の開始をお願いに行ったのが、甲府駅の北口にあった古い“兵舎のあと”のような建物にあった結核予防会山梨県支部だったのです。その後、健康管理事業団と名前を変え、40年も経ったわけです。 もちろん私と出会う前から、学童期から老年期までの幅広い年齢層の健康管理、傷病あるいは、それに準ずる状態の早期発見に努めるという検診活動を通して、多くの山梨県民の寿命や健康寿命の質的な豊かさと伸長を期してきたのが健康管理事業団なのでした。 最近では、採血による検査や心電図検査はもちろん、車載型のレ線撮影装置、超音波診断装置。CT撮影装置まで登場しているのです。 具体的に言うと、職域の労働安全検診や、市町村の生活習慣病検診が主な出張検診の場ですが、ほとんどの検診には医師の診察が必須で、プライバシーを守る小さな診察室が設けられている。今回はここでのお話です。 少し前から、私はこの狭い空間で通常の診察や健康相談に加え、その年に60歳と70歳になる受診者に、「今後何年生きると思いますか」と質問することにしている。 「80から85歳まで、生きられたらいい」と、ほとんどの人は答えるのですが、私は「60歳の人は40年、70歳の人は30年、プラスマイナス5年、つまり100歳前後まで生きる」と告げている。 この私の長命・長寿の提案に、「そんなに生きられるのですか」と、単純に喜ぶ人はごくわずかで、ほとんどの人たちは「それは困る」「どうにかならないか」と長田 忠孝名誉院長少子高齢社会に 8

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