やまなしの国保 10月号
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 ホテルクラウンパレス甲府において、市町村国保事務担当者・保健師及び栄養士、後期高齢者医療広域連合事務担当者及び保健師、県福祉保健部関係職員(国保援護課、健康増進課、医務課、保健福祉事務所担当者)を対象に標記研修会を開催した。国では健康日本21(第2次)で糖尿病性腎症による年間新規透析導入患者数の減少等を目標に挙げるとともに、第3期医療費適正化計画の目標や保険者努力支援制度の共通指標に設定し、積極的にこの取組みを推進しているところである。このことから、標記研修会を通じて各市町村及び関係者が糖尿病重症化予防事業に向けた知識を学び、今後の事業実施に向けた方策を見出し、具体的な取組みに繋げることを目的としている。 はじめに、本会の吉田事務局長が「人工透析患者の4割が糖尿病性腎症の悪化によるものという実情から、いかに糖尿病患者の腎機能低下を防ぎ、重症化させないというのがテーマである。自庁内の関係部署や県との連携だけでなく、各地域の医師会やかかりつけの先生方の協力が必要不可欠である」と述べた。 講演は、この事業に積極的に取り組んで実績を挙げている石川県能美市の健康増進課長川本素子氏を講師に迎え、「糖尿病性腎症重症化予防事業への取組みについて」と題し、具体的な保健指導の実施や市と医師会との連携推進などの説明がされた。また、原口内科・腎クリニック理事長原口和貴氏からは、「糖尿病性腎症について」と題し、現場目線から見た山梨県の状況等の説明があった。 続いて、本会の小泉保健師より厚労省の糖尿病性腎症重症化予防に対する説明会の報告と、八巻課長補佐より、国保データベースシステム(KDB)を活用した糖尿病性腎症重症化予防対象者の抽出について説明があった。参加者からは、「積極的にKDBやレセプトデータを活用し、事業に活かしていきたい」などの意見があり、今後に繋がる研修会となった。糖尿病重症化予防事業に向けた知識を学び透析導入患者数減少を目指す83平成29年度 糖尿病性腎症重症化予防事業従事者研修会 県自治会館研修室において、市町村の国保、介護保険者及び、後期高齢者医療広域連合の第三者行為損害賠償求償事務担当職員約40人を対象に、標記研修を開催した。この研修会は、担当職員のスキルアップと効率的で円滑な業務の遂行を目的とし、今年度第2回目の開催となる。 はじめに吉田事務局長より、「第三者行為損害賠償求償事務については、充実と拡大を図るために、都道府県に対して通知が出され、国保連合会における受託範囲の見直しや取組み方法等を検討するよう指示が出された。本会では第三者行為直接請求の保険者からの受託について、保険者と連合会との役割分担などを協議し、出来るところから受託範囲の拡大を図って参りたい」と挨拶を述べた。 その後、芦澤求償事務専門員よりクイズ形式を用いて、日常生活における様々な事故の事例とそれをカバーするための損害賠償保険について説明を行った。 続いて、損害保険料率算出機構甲府自賠責損害調査事務所長江角克義氏を講師に迎え『自賠責保険(共済)への求償について』と題し、事例を用いた解りすい内容で講演が行なわれた。最後のグループ討議では、国保と介護保険担当者に分け、各テーマに沿って意見交換を行った。研修会後のアンケートでは、「とても有意義であった」「近隣市町村の状況が聞けて良かった」などの意見が多く大変好評であった。クイズ形式などを交え、学びやすい研修会に1016平成29年度 第三者行為損害賠償求償事務担当職員研修会吉田安志事務局講師:川本素子氏講師:原口和貴氏クイズ形式の研修会の様子グループ討議の様子吉田安志事務局長江角克義所長芦澤邦人求償事務専門員小泉貴代美保健師八巻淳司課長補佐News23連合会ニュース

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