やまなしの国保 10月号
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大阪生まれ。美術大学卒。15年間外資系商社のキャリアを積み僧の道へ。頭部の動脈乖離を起こし奇跡的に生還。現在、年間250本の講演会を行う。独自の鑑定法で行う指導は延べ4万人を超え、更生教育を担当し受刑者にも発信している。物事を逆の視点(仏法視点)で捉えるカリキュラム、一般社団法人・逆視道協会を2017年に発表。海外からも受講生が集まっている。仏法を表現した書は多くの支持を得、光静ミュージアムが設立される予定。他、瞑想教室、書画教室、ラジオ「光静の仏ブツいこか」パーソナリティど自分が正しいと確信できることであっても、相手には相手の経歴を通した解釈がある。だから夫婦であっても親子であっても、意見が交わらないことがあって当然、どちらが正しいのかを論じるのではなく、お互いによく聞くことが肝心なのですよ」というこの教えを「一水四見=いっすいしけん」といいます。一つの水でも四つの見方があるのです。 今回の表題を「正しい、の反対語は?」としましたが、みんなが「自分は正しい」と思っている人間社会において、その答えは「不正解」ではなく「別の正しい」といえるでしょうね。尊重しあう心を養っていきたいものです。 さて、この「尊重」という言葉が出たついでにこんなお話しを。人間関係の中で尊重することが最も難しい相手は誰でしょう?ズバリ申し上げると、長年連れ添っているパートナーです。何かにつけてイライラの対象になってしまう・・・。例えば「お前少し太ったか?」の一言だけで家庭内は大惨事になりかねません。数年ぶりの同窓会で旧友から同じことを言われても全く苛立たないのですから、太った?という言葉が原因ではなさそうです。同じ言葉でも夫や妻から言われると腹が立つのは一体なぜなのでしょう。これには驚く心の働きがあります。私たちは「自分が生きていくうえで絶対に大切な存在」と認識した相手に対して、(私を理解して)と強く望み、徐々に(理解してくれているはず)(理解しないわけがない)と欲求が強引さをおびてきます。これを一体感といいますが、「言わなくてもわかるだろ!」の決め台詞はその象徴。いえいえ、言わなければわかりません。特に日頃の感謝は言わなければ伝わりませんよね。相手を憎んでいるからいちいち腹が立つ、と思っているのは勘違い。じつは「私の人生に大切な人」と思っていて「理解して」と甘えたい相手なのです。反対に相手があなたに対し、すぐに苛立つ態度を見せるなら(あらこの人、そんなに私が大切なの?)とニッコリしてあげるのはいかがでしょう?プロフィール:節電?!同じエネルギー。どう使うかはアナタ次第・・・お好きな方をどうぞ。2011.5.3119

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